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中国での監禁体験 2007/08/17

昨年は中国人社員が広東省は広州で拉致、監禁され、

身包みをはがされた。

先週は私が住む蘇州のアパートから近い場所で、

日本人が強盗傷害事件にあった。

貧富の差が大きい中国の治安は確実に悪化し続けている。

幸い俺様は強そうに見えるらしく、

8年間、怖い思いをしたことは一度も無かった。

おとといまでは。



まさか、

この俺様が、



監禁されるなんて。



それは食事を済ませてアパートに帰る途中のこと。

飲み物を買うために立ち寄ったコンビニで起こった。

レジで支払いを済ませ、外に出ようとしたところ、

バゴン!







開くはずの自動ドアが開かずにガラスに頭をぶつけた。
俺様には毛が無いので何の前ぶれもなくいきなり衝撃が走った。

次の瞬間

グォギィッ!

力でドアを開けようとしたらドアが壊れてしまった。

どうやらトドメを刺してしまったようだ。

出入り口はここ一箇所しかない。

二人の店員と俺様を含めて4人の客が閉じ込められた。



壮絶な救出劇が始まった。

店員も客も誰ひとり壊した私を攻めることが無いばかりか、

全員が何とかドアを開けようと懸命に努力し始めた。

店員に文句を言う客もいない。

中国人は目先の問題を解決しようとする意欲が強い。

中に居る中国人男女5人はなんとかドアを開けようと交互にトライ。

客も店員も関係無い。




連中を見ていて上海で走っているトローリーバスのことを思い出した。

電線が外れてしばしば動かなくなるのだが、

乗客たちはブツブツ言いながらも外に出てバスを押し始めるのだ。



今回もそうだ。

外の野次馬達まで一緒になってドアを開けようと一生懸命に頑張る。

そもそも日本でコンビニに閉じ込められるなんてことは有得ないが、

もし同じ状況になったとしても

恐らく店員に任せっぱなしで客は文句を言いまくるのがオチだろう。



被監禁状態は店員が自動ドアの電源を入れ直すことでドアが開き、

アッサリと終わりを迎えた。

実はこの事故、日常茶飯事なのかもしれない。次の瞬間、店員は何も無かったようにレジを打ち始めていた。




この間約30分間の貴重な体験で感じた。

中国人の方が度量が大きい。



慣れたと思っていた中国において、

久しぶりに異文化を感じた。

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